看護学生と歯科衛生学生の協同学習
岡山済生会看護専門学校では、12月11日の午前中、今年度初めて本校の看護学生3年生と他校の歯科衛生学生の3年生と協同学習を行いました。
設定した「麻痺・嚥下障害のある高齢者」というテーマに基づき、まず、看護学生は歯科衛生学生にバイタルサインの観察技術を、歯科衛生学生は看護学生に口腔ケア技術を指導する相互指導の演習を行いました。
次に「互いの専門性をどのように感じたか」、「職種間の連携についてどのように考えるか」をテーマにグループ討議を行いました。
協同学習を終えて、「歯科衛生学生と看護学生とでは観る視点が違ったので互いの専門性を共有して多職種と連携することの大切さを感じた」「それぞれの得意分野を活かして連携することで患者のより良い生活をサポートできると感じた」といいう学びがありました。また、それぞれが「口腔ケアの正しい知識・技術を身につけ、誤嚥性肺炎などの全身疾患の予防、全身の健康状態の維持・向上ができる看護師」、「異常時にはバイタルサインの観察ができ、口腔内だけでなく全身をみることができる歯科衛生士」という目標ができたようです。4月から、専門職としての活躍が楽しみです。